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ISOマネジメントシステムは、戦略に組み込まないと意味がない

2018年5月22日ISO

目次

新規市場の参入や新規顧客開拓、人材の採用拡大、業務の効率化の推進、社員のレベルアップ、組織化を進める 等、企業の戦略実現にISOマネジメントシステムの導入を考え、成長を目指す中小企業の経営者の皆さんとともに考えていきます。

目次:

1.経営者がISOマネジメントシステムを導入する際の3つの留意点

2.ISOマネジメントシステムを活用することで差別化が可能である

3、戦略実現にISOマネジメントシステムの3つの活用ポイント

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1.経営者がISOマネジメントシステムを導入する際の3つの留意点

(1)ISOの認証を取得すればいいという観点だけで取り組もうとしないで下さい

 

経営者は、品質、環境、労働安全衛生、情報セキュリティ 等のISOのマネジメントシステムの規格の意図や目的を是非理解して導入の決断をしていただきたいのです。

認証取得後もそれを維持する事が目的化して、取得以降トップが殆ど関与せずに現場の人たちが立ちすくんで何も活用できずに、ただ負担が増すという悪循環の事例を多数見てきました。

(2)ISOマネジメントシステムを導入する際は、これからの戦略にどのように活用していくのかということを考えて決断すること。

 

(3)ISOマネジメントシステムの活用の仕方はいくらでもある

自分は、このISOマネジメントシステムは、組織の目的や目標を達成し続けるための組織の仕組みや制度を整備すること、社員の教育プログラムの整備と充実、リスク対応や課題の解決に活用することが大事。

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2.ISOマネジメントシステムを活用することで差別化が可能である

差別化というと製品/サービスをどうしていくかというのが一般的ですが、ただ、業界によっては製品/サービスの差別化が難しいものもあります。

そんな時に、顧客や仕入先が取引きを続けたいと思ってもらうには何が必要か考えてみましょう。

もちろん新商品や新規サービスを考えて打って出ることや対応を更に良くしていくということはあります。

また、誰に頼んでしっかりと要望に応えてくれる、組織として信頼できる等、いろんな点で手放したくない存在になったらしめたものですね。

 

ある建設業の会社では、施工管理の方法や施工方法の改善を重ね、社員の教育を技術面だけでなく、人間的な面も含めて継続して実施しました。

また、新入社員が、早期戦力になるように教育訓練プログラムを整備・充実させながら取り組みました。

その結果、同業の大手企業に対して生産性や技能レベルに圧倒的な差をつけて、シェアを逆転させています.

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3.戦略実現にISOマネジメントシステムの3つの活用ポイント

次に戦略を作り、実現するためのポイントを示してみます。

(1)理念や経営方針の制定とそれを実現するためにどのような組織にするのか「未来への羅針盤」を作って、実践する

 

(2)それぞれの業務で社員の成果を明確にして、求める成果を基準に今までの仕事のやり方を見える化して、働きやすい仕組みと制度を作ること

 

(3)社員のキャリアを向上させるためのプログラムを作って、社員に意欲もって働ける制度を作ること

また、今回の品質のISO9001と環境のISO14001の改定で、組織の課題やリスクを特定して取り組むことが求められるようになったため、先手先手で課題やリスクに対して実施策を作って実践する運用を始めています。

 

上記の取り組みは、組織の戦略を決めるために必要な事です。

そうなんです、既に企業戦略の実現に必要なシステムとして運用するよう要求されているんです。

 

でも、その戦略をしっかりとまとめて、実行している企業は一握りです。

殆どが、日々の目先の事に対応することで精一杯です。

その状態を抜け出すためにISOマネジメントシステムを使って差をつけて下さい。

インフィニットは、そのためのサービスを既に作って、戦略を作りをお手伝いして実績をあげています。

ご相談下さい。

 

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