貴社の内部監査、人材育成の場に変えます。
下記が内部監査の管理者からよくお聞きする課題です。
- 文書や記録の有無に終始した形式的な監査になっている
- 内部監査のマンネリ化に伴い、内部監査員のスキル不足が常態化している
- 監査の指摘が現場の改善や業務の仕組みのアップデートにつながっていない
- 人材育成の仕組みが機能せず、組織を俯瞰できる管理者が育っていない
- 内部監査での指摘事項が殆ど無いため、経営・管理層に有益な情報を提供できていない
弊社では上記のような考えをお持ちの方に向けて、内部監査員研修を提供しています。
弊社では内部監査を次のように定義します
- 1 内部監査は、組織のパフォーマンスを上げるための改善の機会を作る手段である
- 2 内部監査員とは、組織のパフォーマンス向上のための問題提起ができる人であり、改善提案ができる人である
- 3 内部監査のゴールは、経営・管理層に対し組織のパフォーマンスの向上に最善の意思決定ができる情報を提供すること
この研修で得られる成果
- 内部監査の活動を通して、「観察力」、「分析力」、「対話力」が磨かれる
- 監査を通して組織に問題提起と改善提案する能力が身につく
- 内部監査が、組織のパフォーマンス向上に有益な業務に進化する
現場の内部監査員が悩んでいること

図の内容は、弊社で独自で実施したアンケートの上位3つの項目です。この結果から監査員の現状が浮かび上がります
- 内部監査での一連の取り組みについて必要な知識、技術、書類の作成等の習得の必要性と力量の不足を感じている
- 監査員に必要な力量を習得する機会があまり得られていない状況がある
- 組織の中で、内部監査を有効活用しようという共通の認識が薄いことが背景にある
内部監査を成長エンジンに変え、
有益な業務とするためには、
御社だけのオーダーメイドの研修が必要です
弊社はこれまで20年以上、様々な業界・規模の会社のISOの認証や内部監査に関わり、日々知識とノウハウを蓄積しています。
事業内容、規模、ISO規格の認証取得数、社員のスキルなど、会社によって状況は異なり、当然研修の形も違ってきます。弊社の蓄積したノウハウと経験を通して、事務局もしくは管理者との意思疎通を密にしながら、内部監査員一人ひとりの状況に応じた研修を提供します

なぜオーダーメイドの
研修が提供できるのか?
図のように好循環を生み出す取り組みを心がけています。

内部監査員へのアンケート
内部監査を実施して課題に感じている事や何を学びたいかを事前に確認して、研修プログラムに反映していきます。

内部監査員へのインタビュー
内部監査の立ち合い時や研修中に内部監査員の方々に悩んでいる事、困っている事についてお聞きし、研修プログラムに反映します。

内部監査の状況調査
内部監査の事務局もしくは管理者へのインタビューの内容及び関連書類を分析し、抱えている課題を共有します。

振り返りとフィードバック
内部監査の実施の支援、作成した書類の確認、監査員の自己評価による振り返りと監査員へのフィードバックを基に、教育訓練の計画を作り、実践して行きます。

内部監査の現場での支援
内部監査の立ち合いを通して、問いのかけ方、文書類の見方、現場での観察の仕方など、気づいた事をその場でフィードバックします。
内部監査を成長エンジンに変えるアプローチ
レベルに合わせた少人数形式の2~3時間の研修
昨今、就業時間内に大人数で集合研修を実施する時間の確保が厳しくなっていますが、弊社は少人数形式で、一回あたり半日程度で複数回に分散して実施します。
内部監査員一人一人の養成プログラムを作る
内部監査員をレベルアップするためには、一人一人の力量を把握した上で研修を実施することが必要です。監査員のアンケート、現状調査の結果、内部監査の実施状況の観察等から監査員の力量を評価し、事務局(管理者)と共有します。 初心者のグループでは、規格要求事項の意図や監査の進め方などの基本の習得を目指します。また、中堅レベルのグループは、監査シナリオに沿った監査手法の習得や監査報告書の作成を支援します。
再現性のある内部監査の仕組みづくり
例えば、各業務の目的が実現できるシステムになっているのかという観点で監査シナリオを作成します。シナリオに沿って監査をすることで、誰もが「観察力」「分析力」「対話力」を磨きながら、業務の深堀りができるようになります。
経営層への提案力を強化する
提案力を上げようとるならば、内部監査で業務の問題を報告出来るようにしなければいけません。このスキルを習得するために、フィードバックシートを使って今後の必要な取り組みを監査員と共有します。それと報告書の質をあげるためのガイドラインの作成を進めていきます。
内部監査を人事考課の対象にする
内部監査が有益な業務とするために、内部監査員としての活動を評価し、昇格や昇給に反映することで意欲をもって取り組めるシステム作りを支援します。
研修資料の一例
研修資料の一部を公開します。
実際の研修ではお客様の状況と要望に合わせて最適な内容をご用意します。

タートル図
タートル図を作成しながら規格要求事項と業務との関連や理解を深めてもらうことが狙いです。

研修のテキスト
組織における監査目的の共有とこれからの監査の実施方法について解説します。

監査報告書作成ガイダンス
監査報告書の作成に必要な要素をツリー図で体系化し、監査結果から何を報告したら良いのかを容易に選択し、有用な内容にするための手引きです。

シナリオシート
実際の監査で利用して、進めていきます。ISOの規格ごとのシナリオもあれば、複数の規格を取得している場合は一つにまとめて作成します。このシートで深掘りのポイントと規格との関連が理解できます。
お客様の声

青森県三沢市 株式会社小坂工務店 ISO委員会 様 内部監査がパフォーマンス向上に役立っています
内部監査研修を通じて、当社の内部監査は変わりました。従来の表面的な確認から脱却し、業務の流れや目的に着目したプロセスアプローチ監査が定着したことで、実効的な改善につながる指摘ができるようになりました。
不適合報告書の内容も、主観的なものから、事実に基づいて記述するようになり、関連する規格や規定との紐づけも意識して作成することで、報告書の信頼性と説得力が高まりました。
内部監査を単なる確認の場ではなく、“改善の機会”として捉える意識が社内で共有できたことで、制度や仕組みの見直しにつながり、組織全体のパフォーマンスの向上に寄与しています。
コンサルタントのプロフィール

櫻田 一展
外資系のコンサルティング会社において入社3年目で顧客満足度第1位を獲得。複数エリアを統括する責任者と8年間で100社を超えるISOの認証取得と内部統制のコンサルティングを実施。同時に累計で500超の組織の審査を行っている。独立後は、ISMSの認証取得とステップアップのコンサル、内部監査員セミナーの講師としても活動している。
よくある質問
- Q 関東圏でも実施可能ですか?
- A はい、関東圏を含む全国対応可能です。
- Q ISOの規格が複数あり、規格ごとやっていだくことはできますか?
- A はい、もちろん可能です。また、内部監査員候補向け、一般社員向け、新入社員向けなどリテラシーに合わせた研修など柔軟に対応しています。お気軽にご相談ください。
契約の流れ
1 お問い合わせ
まずはお問い合わせフォームよりご相談ください。ご相談内容を確認した後、3営業日以内にご連絡します。
2 ご要望に基づくプログラム設計
ヒアリングした内容を基にお客様の課題や日常業務を想定したプログラムを設計します。
3 ヒアリング・提案
Web会議あるいは、御社に伺いお客様の状況と課題をヒアリングさせていただきます。その後、内容とスケジュールを提案します。
4 契約・研修実施
正式な費用は、研修の内容や参加の人数を打合せの上、ご提示します。1回当たりの時間は、一日当たり6時間~6時間半となります。
5 実施後のフォローアップ
研修後の感想・ご要望にはお答えいたします。「規格ごとにやって欲しい」や「都度相談に乗って欲しい」などの要望に柔軟に対応しています。お気軽にご相談ください。